脳原発性悪性リンパ腫からの奇跡の復活 その7

                                                    <p><!-- notefe204.ksearch.ogk.yahoo.co.jp compressed/chunked Sat Nov 17 11:39:29 JST 2012 -->急な発見で、手術を経て、入院したまま年末年始を迎えたわけですが、<br> 入院中に、考えなくてはいけないこともありました。<br><br>子どもの時には大工さんにお焦がれ、小さな時から、本棚やCDラックを手作りしていました。<br>結婚してからも、庭のある賃貸住宅を探し、ウッドデッキを作ったり、リサイクルショップで購入した本棚をバラして、PCラックや本棚を作ったりしていました。&nbsp;<br>賃貸住宅に住んでいる時に、一番つらかったのは、建物に直接取り付けられないということでした。もちろん、今回の自由設計の一戸建てを建てる際、自分でできることは、全部自分で作り上げようと、言わば、完成していない状態で引渡しを受けたような状態でした。<br><br>引渡し前から、現場に入り、屋根裏収納を作っていたので、荷物の搬入には問題ありませんでした。<br>キッチン据付の際、ネット購入したIHクッキングヒーターも、電気オーブンも、現場に搬入された状態で、建築中に電気屋さんと相談しながら取り付けたため、こちらも生活への影響はありませんでした。<br>&nbsp;&nbsp;<br>キッチンの天だなは自作する予定で未着手<br>TVのアンテナも付いていない状態。<br> 自作予定の本棚も未着手<br>キッチンの背後の仕上げもできていない状態。&nbsp;<br>&nbsp;もちろん、&nbsp;引渡しを受けたものの、自宅の外構工事はまだ着手さえしていません。<br>有名な環境デザイナーに書いてもらった図面がありますが、そのデザイナーには東海エリアの指定店がなく、わたしに完全にお任せという状態。 <br> 引越しの際、妻がご近所の電気屋さんに相談し、アンテナと受信機を取り付けてもらったそうです。<br>&nbsp;<br> そのほかの項目はすべて、止まったまま。<br>入口の階段さえできていないので、斜面に車を乗り上げての駐車。<br>子どもたちは、両手を使ってポーチを上り下りする状態でした。&nbsp;<br> <br>でも、 入院状態のため、時間をかけてじっくり検討することができました。<br> <br> 療養期間というのは、ただ、ダラダラ過ごすのではなく、元気になってからの生活であったり、子ども達と楽しく育つことを想像しながら、時間をかけてでも、じっくりと考え、前向きに行動することが、とっても大切だと思います。<br>そうした考えで行動してきたことが、今の生活につながっていると感じています。<br><br>&nbsp;入院中<br>有名な環境デザイナーへお願いした外構図面を活用していくつかの外構屋さ<br> んに見積りの依頼をしていましたが、 1個1個の項目について、値段の比較をしてみました。<br>植裁と、外構工事は別の業者へ依頼することにしました。&nbsp;<br>結果的には、ウッドデッキの基礎と、メイン玄関側の外構工事も別会社へ依頼することになりました。<br>入院している人の中に、外構工事や公共の道路工事に携わった人達もいたので、セメントと枕木を取り付ける方法を相談したりしました。 <br> <br>&nbsp; 一時退院の際<br> 最初にしたことは、玄関に上がるための仮の階段として、丸太を拾ってきて、足場として設置しました。<br>壁面一面に貼ってもらったパイン材の端材を、すべて、作成した小屋裏に収納していたので、一時退院した一番最初の仕事は、キッチンの背後を完成させることでした。<br>ウッドデッキは、自分で作らなくては、高額な買い物になってしまいます。<br>ゴールデンウィークの一時退院を利用して、作成を計画。<br>荷物搬入の日に本宅の棟梁を呼んで、一日かけて柱建てと大まかな下地の作成を行い、残りは 太陽の直射が当たらない時間だけ作業に取り掛かるようにして、見事、5日間で完成させることができました。 <br> ログハウスも作る予定で、玄関側のポーチを作ってもらう際に、あわせて擁壁とログハウスの基礎を作ってもらいました。<br>ログハウスに置く予定だった、婚礼家具の食器棚も、ログハウスがない状態では、窓を塞ぐ位置に置いた状態です。地震の際、家具が倒れないようにする耐震補強をすることもできません。 <br>抗がん剤の投与が終わった6月の一時退院の際、材料搬入の日にはいとこに協力をお願いし、運搬の担当者にも一日協力をお願いし、作り方を教わりながら組立、同じ町内のサッシ屋さんにも、出入り口の扉を無償で設置してもらいました。<br>ログハウスが完成して一番の仕事は、引越し業者への家具の移動です。<br>引越し後に、不都合があった場合には、1つの家具だけ移動の要請を無料でできるというものを利用しました。<br>婚礼家具の食器棚をログハウスへ移動。天井の補強梁を一旦外して希望の場所へ移動。補強梁で床へ押さえつける状態にして、補強梁を固定しました。<br><br>十分に検討時間を設け、じっくりと時間をかけて作り上げ、1つ完成するたびにとてもうれしい気分になります。<br>この病気の療養期間でなくては、こんなに時間かけてはできなかっただろうし、忙しい中で進めなくてはならない状態であれば、もっともっと大変だったし、仕事へ大きな影響を出しただろうし、もっともっとストレスが溜まったかもしれません。<br>&nbsp;一時退院の際にも、ストレスを貯めることなく、自由な時間を有効に活用し、やりたいことが十二分にできたことは、自分にとってよかったのかもしれません。<br><br>再度入院した際にも、来客者がわたしのウッドデッキやログハウスを褒めてくれたという話を妻から聞いてうれしかったり、一時退院の時にお見舞いに来てくれた人たちにも、元気なわたしの姿と、その期間中にがんばった作品の数々を見せることができました。<br><br> 療養期間というのは、ただ、ダラダラ過ごすのではなく、元気になってからの生活であったり、子ども達と楽しく育つことを想像しながら、時間をかけてでも、じっくりと考え、前向きに行動することが大切だと思います。</p><p>その8へつづく</p><p>http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n136326</p><p>&nbsp;</p><img itemprop="image" alt="我が家のウッドデッキ" src="https://iwiz-chie.c.yimg.jp/im_siggxIBqgh24u.iFAir8crd4lQ---exp5m-n1/d/iwiz-chie/note-131022-i1-__________.JPEG"><br><br>